相続手続きに関わる時の視点

私は相続手続きに関わる上で、行政書士とファイナンシャルプランナーの2つの視点を常に持って見ています。

一般的な相続の法務相談にあたっても、お話ししている方の生活背景や資産に対する考え方を想像しながら、あるいは率直にお伺いしながら、対応するようにしています。

当事者の方々が遺産分割の協議を行う際にもご相談を受けることがありますが、例えば相続財産に株式あるいは賃貸不動産があった時に、相続して所有することになった場合のメリットやデメリット、またリスクや負担についてどの程度理解しているのか、必要ならばそれについての質問にもお答えしています。

相続は単純に財産を分割するというだけでなく、その財産を適切に管理・活用することが大事です。それが事業承継となればなおのことです。そうしたところまで見据えてお話しできるように心がけたいと思っています。